【冬場での温度調整も重要】工場内での暑さ対策に、ミストシステムという選択肢があることをご存知でしょうか。

主にシャワーやファンの形式でミストを散布するのですが、これにより空気中の気温を下げられたり 周囲を加湿するなどのメリットが得られます。

特に夏場の工場は機械から発せられる熱の影響もあり、 室温が非常に高くなりやすいです。

しかし大規模にエアコンを設置すれば電気代が莫大になり、 換気をするために窓を開ければ騒音が漏れやすくなるなど、暑さ対策は一筋縄ではいきません。

そこで活躍をするのが、こちらのミストシステムになります。

こうして聞くと、あちらこちらが濡れてしまうのではと心配になってしまうかもしれません。

ですがそこもご安心ください。実はミストの水粒子はとても小さく、 空気中に散布されたのとほぼ同時に同化してしまうのです。

至近距離から使えばさすがに衣服や髪の毛などが濡れますが、 その感覚も僅か数秒で乾いてなくなるためさぞ驚くことでしょう。

体感的には、約2℃から4℃ほど温度を低下させてくれます。

また家電リサイクル工場のように、 精密部品をよく取り扱う工場では別のメリットも存在します。

それは空気を潤すことで、 乾燥による静電気の発生を抑制できることです。

電子部品などの微細で精密な部品は、 静電気によって加わる一瞬の高電圧で故障してしまう場合があるのはご承知でしょう。

万が一故障してしまえば、せっかくのリサイクル作業を最初からやり直す破目になる可能性もあるのです。

しかしミストシステムで加湿をすれば、機械や部品類を濡らすことなく一定の湿度を保てます。

もしこれまでに静電気による業務の支障に悩まされたご経験があるようであれば、 一度導入を検討されてはいかがでしょうか。

湿度が高くなれば埃やゴミの舞い上がりも減るでしょう。

ちなみにコスト面に関しては、先述のようにエアコンなどで暑さ対策をすると電気料金が懸念材料になります。

片やミストシステムは導入工事の手間が軽く、導入コスト全体で軽めなところも魅力なのです。

大きさや種類も段々とバリエーションが増えているおかげで、小さな工場でも手軽に導入できるようになってきました。

是非一度各メーカーのパンフレットなどを閲覧し、 細かな違いをご確認ください。

きっと暑さによるストレスや仕事の効率低下だけでなく、 これまで不安に感じていた部品類の故障も減るはずです。

ミストを体験できるスポットもありますし、 興味のある方は実際に身体で感じる方法もいかがでしょうか。

経験豊富な実績を持つアイレスにいつでもご相談ください。